レシピ通りに作っているはずなのに、なぜかクッキーの生地がゆるくなったり、逆にボロボロしたりパサパサしてまとまらない。
そんなとき、どうしたらいいのか困ってしまうことってありますよね。
そこでクッキーの生地がまとまらない時の対処法とレシピをご紹介します。
ポイントをしっかり抑えて美味しいクッキーを作りましょう。
クッキー生地がまとまらない主な原因
クッキー生地がまとまらないのは、水分が多いこと、そして水分と油分が馴染んでいない、というのが主な原因。
しかし、まとまらない場合でも上手く対処をすれば大丈夫です。慌てずしっかりと原因を探りましょう。
まとまらない原因をしっかりと把握して、それぞれの対処法をご紹介しますね。
クッキー生地がまとまらない時の対処法
クッキー生地がまとまらない時の具体的な対処法としては、まずは薄力粉を少しずつ足してみましょう。
ティースプーン一杯分程度の薄力粉をふるいながらクッキー生地に加え、切るように混ぜていきます。
あまり粉が多過ぎると、焼き上がったクッキーが粉っぽい味になるので、少しずつ加えるのがポイント。
クッキー生地が「ややまとまってきたな」と思ったら、ラップで包んで冷蔵庫で寝かせます。
このとき、生地を混ぜすぎると粘りが出てしまうので注意してくださいね。
少し冷蔵庫で寝かしてもまだ生地がゆるいと感じるなら、冷凍してしまいましょう。
クッキー生地を冷凍庫で1時間ほど冷やし固めます。生地がダレる前にすばやく型押ししてしまえば、きれいに天板に並べることができますよ。
柔らかくてまとまらない場合
生地が柔らかいのは、生地の温度が高いことが考えられます。
生地を作るときに入れたバターが熱々だったり、捏ねている手の温度が原因かもしれません。
そんなときは生地をもう一度丸め直しボウルに入れ、乾燥しないようにラップをしましょう。
そして冷蔵庫で1時間ほど冷やすと固くなりますよ。
固くなった生地は手早く伸ばし、型抜きしてください。
のんびり生地を伸ばしているとまた温まってしまうので、生地の上にラップを敷いて、その上から麺棒で伸ばすとベタつかずにやりやすいです。
ボロボロになってまとまらない場合
生地がボロボロになる原因として考えられるのは、代替材料を使ってる場合があります。
グラニュー糖の代用で上白糖を使用した場合と、無塩バターの代用で液体の油を使用した場合は、生地と馴染むのに時間が必要。
冷蔵庫で寝かせる時間を長くしてみると、まとまりやすくなるでしょう。
ボソボソになる際は、薄力粉の量が多かった場合か卵が少なく生地全体に、水分量が足りない場合が考えられます。
生地の状態をみながら牛乳を少しづつ足していくといいと思います。