ふわふわシュワシュワが人気な台湾カステラ。
お菓子作りが好きな方はチャレンジしてみた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、いざ作ってみると台湾カステラが上手く膨らまなかったりしぼんでしまったりしてしまうことがあります。
もちろんしぼんでも美味しさに変わりはありませんが、どうせなら見た目もバッチリに仕上げたいですよね。
というわけで、今回は台湾カステラのしぼんでしまう原因を解説していきますね。
台湾カステラがしぼむ理由
台湾カステラはオーブンから出してすぐのときはフワフワに膨らんでいて、とても美味しそう。
ですが、冷えるにつれ台湾カステラは萎んでいき、場合によってはペシャッと形が崩れてしまうことが。
一体どうしてこうなってしまうのでしょう。詳しく解説していきますね。
失敗しない台湾カステラの作り方
台湾カステラがしぼんでしまう原因はいくつかあるのですが、特に失敗しやすいポイントをまとめてみたので参考にされてくださいね。
しっかりと作り方を学んで美味しい台湾カステラを作りましょう。
メレンゲの泡立て方がポイント
お菓子作りをしているとメレンゲは角が立つまで泡立てると言いますが、台湾カステラの場合は「角が立たない」程度。
目安としては「すぐに角がお辞儀する」くらいの硬さがベストだと言えるでしょう。
角が立つまで仕上げれば「それだけ中に気泡を含む」のですが、あまり気泡が多すぎても膨らみすぎて萎む原因に。
また、角が立つまで泡立てた場合は、卵黄とメレンゲを混ぜるときに調節したり、少し生地を置いておくと中の気泡が抜けていきます。
オーブンの温度設定がポイント
きちんと焼けていないと萎む原因に。
台湾カステラのレシピによってはオーブンの設定温度と焼きの時間は結構バラバラです。
これは各家庭にあるオーブンの性能が違うので、この点は自分で試行錯誤していくポイントになると言えるでしょう。
焼きの温度と時間を参考にしてくださいね。
- 180℃に予熱したオーブンで10~15分焼く
- 120℃に下げて60~70分焼く
パティシエ流のアレンジ台湾カステラ
失敗の原因は分かったけど実際にはどうやって作ったらいいの?という方にとっておきのレシピを紹介します。
台湾カステラは、なんといっても半生のようなプルプルさが味わえる焼きたてをいただくのが醍醐味。
美味しい台湾カステラを食べてみたい方は、作り方の参考にしてみてくださいね。
パティシエ流アレンジ台湾カステラの材料
温めたサラダ油(70℃前後) 60g
薄力粉 80g
温めた牛乳(35℃前後) 70g
卵(卵白と卵黄に分ける) 4個
砂糖 80g
湯50℃ 適量
アレンジ台湾カステラのレシピ・作り方
①サラダ油とふるった薄力粉をボウルに入れ、泡立て器でかき混ぜる。混ざったら牛乳を入れかき混ぜる。
②粉っぽさが無くなったら卵黄を入れ、かき混ぜる。
③別のボウルで卵白を攪拌し、砂糖を2〜3回に分けて入れる。角が立たない程度まで泡立てる。
④②と③を2.3回に分けてしっかりと混ぜ合わせる。
⑤オーブンシートを敷いた型に④を流し入れ、バットに置く。バットに50℃の湯を2センチの高さまで入れる。
⑥150℃で15分焼きオーブンを開ける。5秒後140℃に設定して残り75分焼く。5分毎にオーブンを開けて焼き加減を見る。オーブンの扉は5分毎に開けて3〜5秒間開けたままにします。庫内温度が上がりすぎると割れの原因になります。逆に温度が下がりすぎると生焼けの原因になるため注意。
⑦焼けたらすぐに型からはずし網の上に置き冷まして完成。
まとめ
今回は台湾カステラがしぼんでしまう理由や失敗しない台湾カステラのレシピなどについて解説でしたが、いかがでしたでしょうか。
これから作る予定のある方は、しっかりと今回のポイントを抑えておけば、失敗してしまう確率もグッと減るでしょう。
ぜひ作り方を参考にしてみて、SNS映えするプルプルで美味しい台湾カステラを作ってみてくださいね。