パティシエの一日を通して仕事内容を確認してみよう!

パティシエを目指す

パティシエはケーキなどの洋菓子を作るのがお仕事。

可愛いケーキや洋菓子を作っている姿を想像するだけで、ワクワクしてしまいますよね。

そんなパティシエを目指したいけど1日を通してどのように働いているのか分からない。「パティシエは大変」と聞いたこともある。

このように心配に思ってしまう方もいることでしょう。

この記事ではパティシエが1日を通してどのように仕事をしているのかご紹介していきますので参考にしてください。

パティシエ一日の流れ

パティシエの仕事は「お菓子作りをする」という共通点があるものの

1日の流れは、働く職場によって大きく異なります。

パティシエの働く職場は洋菓子店だけでなく「ホテル」「結婚式場」などさまざま。

3つの職場における1日の流れを紹介しますので参考にしてください。

  • 洋菓子店
  • ホテル
  • 結婚式場

洋菓子店

洋菓子店(ケーキ屋)のパティシエの1日仕事を見ていきましょう。

7:00 出勤
お店に到着したらまず着替えて、道具を揃えたり材料を出したりなど作業準備を始めます。

7:30 作業開始
まずはケーキのスポンジなどの生地作りからスタート。
店頭に並べる用の商品は、開店時間を考えて作り始めなければいけません。
また誕生日用ケーキの予約など持ち帰り時間が決まっているものも、時間に合わせて仕込みを始めます。

8:00 焼き作業・仕上げ作業
オーブンでお菓子を焼き、装飾をして仕上げます。

9:50 開店10分前
ショーウィンドウに、出来上がった商品を並べていきます。
商品の中でも包装が必要なものは先に済ませておきましょう。

10:00 開店
お店によっては、パティシエが店頭に立って販売することも。
途中で商品が不足しそうな場合は、追加で作る必要があります。

13:00 休憩
お昼休憩に入ります。
真剣にケーキを作っていると疲れてしまいますので、しっかり休みを取りましょう。

14:00 作業開始
夕方は仕事終わりの方や主婦も多く来店するため、忙しくなる傾向にあります。
足りなくならないよう注意が必要になるでしょう。
また、明日の予約状況をチェックして、翌日に向けた仕込み作業も同時に進めなくてはいけません。

20:00 片付け・作業終了
閉店後、片付けをして作業終了。

ここで見ると、1日に働く時間が長く見えてしまうかもしれませんが、早番と遅番の担当者のシフト制で回していることが多いです。

ホテル

次は、ホテルで働くパティシエの1日のお仕事の流れを見ていきましょう。

8:00 ホテルに到着
ホテルに到着したら、着替えてから最初にすることは仕込み作業。
今日の流れもここで確認しておきます。

9:00 仕込み・焼き作業
仕込みをしつつ、出来たものから順番に焼き作業に入ります。

10:00 仕上げ作業
焼き作業が終わったら、仕上げ作業に入ります。
形にこだわって、楽しみながら作っていきましょう。

11:00 スイーツの陳列
出来上がったスイーツは、ブティックのショーケースに並べられます。
また宴会やバイキング会場用のスイーツは、仕上げの手前の段階まで準備しておかなければいけません。

11:00 休憩
ホテルのランチタイムの前に、お昼の休憩時間。
ホテルによってはランチタイム後に休憩が入ることもあるでしょう。

12:00 ランチタイム開始
ランチタイム用のスイーツの仕上げ。
クリームでデコレーションやアシェットデセール(皿盛りデザート)の盛り付け作業をします。

14:00 ランチタイム後の片付け
ランチタイムが終了した後は、一旦片付けに入ります。
ホテルによってはこのタイミングでお昼の休憩になることも。

15:00 仕込み作業
今度は、ディナータイムや夜の宴会で提供するスイーツを仕込む必要があります。
また、ショーケース用のスイーツの補充もこの時に。

18:00 ディナータイム開始
ディナータイムや宴会用のスイーツを仕上げます。

19:00 仕込み・片付け
ディナータイムのスイーツを作り終わったら、明日の仕込みをしながら、片付けられる部分から片付けていきます。

20:00 作業終了
仕込みと作業の片付けが終わったら、簡単なミーティングを行って作業を終了します。
ホテルではさまざまなシーンでスイーツが登場します。

特にホテル内のブティックや宴会で提供されるスイーツやウエディングケーキは、凝った装飾が施されていて、作りがいも大きいのがポイントです。

結婚式場

続いては、結婚式場でパティシエとして仕事をする1日の例を見ていきましょう。

8:00 結婚式場に到着
到着したら着替えて、簡単に今日の流れを確認します。
それから仕込み作業に入ります。

9:00 焼き作業
仕込みが終わったら、スポンジケーキなどの焼き作業に入っていきます。
結婚式に出す焼き菓子なども一緒に作っていきましょう。

11:00 ウェディングケーキの仕上げ
焼きあがったらウェディングケーキの仕上げ作業をしていきます。

12:00 コース用のデザート作り
今度は、結婚式場のコース料理のデザートなどを作っていきます。
また、施設内で運営しているカフェやレストランなどがあれば、そのデザートも作ります。

14:00 休憩
少し遅めの休憩に入ります。
集中して働いた後は、しっかり休みましょう。

15:00 仕込み作業
ナイトウェディングやレストランがあれば、ディナーに向けて仕込み作業に入ります。
翌日以降に予約の入っているウェディングケーキの材料なども確認します。

17:00 ディナータイム開始
ディナータイム用のスイーツを仕上げていきます。

19:00 仕込み・片付け
片付けながら、明日の仕込み作業を進めていきます。

20:00 作業終了
仕込みと作業の片付けが終わったら、簡単なミーティングを行って作業を終了します。
結婚式場でパティシエとして働く場合、主なお仕事はウェディングケーキ作りです。

パティシエの仕事内容

パティシエの仕事内容は「お菓子作り」という共通点があるものの、それ以外の部分は勤務先によって異なります。

一例として、洋菓子店と結婚式場のケースを記載しておきます。

洋菓子店の場合

洋菓子店は自分一人だけ、もしくは数人のパティシエで働く職場になりやすくスイーツ生地から最後のデコレーションまでを一人で担当することが一般的です。

洋菓子店のパティシエは、朝がとても早く、夜が遅いというのも特徴。

開店時間に商品が揃っていないという状態は許されないため、仕込み作業を早朝から行う店舗がほとんどでしょう。

また、スイーツを作るだけではなく接客や販売に関わることもあります。

結婚式場の場合

結婚式場で働くパティシエは、パーティー用のデザートやウエディングケーキ、販売用の洋菓子など、様々な種類の洋菓子を作っています。

洋菓子店に比べれば平日はそれほど忙しくありませんが、式当日やパーティーなど大きなイベントがある週末や休日はかなりバタバタしますし、お客様が増えるクリスマス前は怒涛の忙しさ。

多数のパティシエが一緒に働くため、作業のほとんどは分担して行うことになるでしょう。

まとめ

パティシエの1日は、働く場所によって異なります。

どの職場でも、「お菓子作りを行い」お客さまの笑顔のために尽くす精神は共通。

みんなに喜んでもらえるスイーツを作れるようになるため、いろんなスイーツを研究し、しっかり技術を勉強しましょう。以上

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